【手塚治虫文化賞】2015年

  1. HOME >
  2. AWARD >

【手塚治虫文化賞】2015年

ランキング

最終候補 平成うろ覚え草紙

現代にタイムスリップしてきた絵師が江戸時代に戻って描いたとされる書物が発見された。

ゆるキャラ制作の様子、A〇B48、スカイツリー。

彼は平成の世で何を見て、どう浮世絵に描いたのか。

江戸時代の浮世絵師・歌川芳細による幻の書籍を完全再現。

果たしてこの書物の真偽やいかに。

 

最終候補 NARUTO-ナルト-

ここは木ノ葉隠れの里。

忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧。

そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。

だがナルトには出生の秘密が。

 

最終候補 チェイサー

手塚治虫を勝手にチェイスする男。

時は昭和30年代前半。

まだ週刊漫画雑誌もなかった時代…。

既に時代の寵児となっていた“漫画の神様”手塚治虫に人知れず挑み続ける一人の漫画家がいた。

海徳光市。

月刊誌に3本の連載を抱える、そこそこの人気漫画家である。

海徳は、手塚治虫と同じ歳で、表向きは「手塚って、つまんない漫画いっぱい描くよなあ」と批判しつつも、裏でこっそり手塚漫画をコレクションする。

そして、手塚がアレをしていると聞けば、自分も真似をし、コレをやっていると聞けば、それに挑戦してみる。

どこまでも手塚治虫を“勝手にライバル視する男”…海徳光市の奮闘記。

 

最終候補 五色の舟

第18回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞! 津原泰水の傑作幻想譚を、近藤ようこが鮮烈に漫画化。

先の見えない戦時にありながら、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ、異形の者たちの
家族がいた。

未来を言い当てるという怪物「くだん」を一座に加えようとする家族を待つ運命とは。

第18回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞を受賞。

津原泰水の傑作幻想短編を、近藤ようこが奇跡の漫画化。

2014年度、各マンガランキングでも高評価。

 

最終候補 銀の匙 Silver Spoon

超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作。

大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。

授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕。

などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ。

 

最終候補 暗殺教室

号令と共に教室を満たす銃声。

椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる。

 

最終候補 アオイホノオ

1980年代初め。

大阪の大作家芸術大学でTV・映画・アニメの講義を受けつつ、漫画家を目指す若者・ホノオは、しかしながら野望だけで具体的には何も動き出していなかった。

そんなある日、何気なくサンデーを読んでいた彼は、当時はまだ無名の新人だったあだち充や高橋留美子の作品を目にして…?

 

新生賞 聲の形

「西宮、逃げないでくれ!」。

耳の聞こえる少年・石田将也。

耳の聞こえない転校生・西宮硝子。

5年後、将也は人生の最後に、西宮硝子に会わなければいけないと決意する。

初めて伝わる2人の「こえ」。

そして物語は、幕を開ける。

 

大賞 逢沢りく

簡単に嘘の涙をこぼすことができる十四歳の美少女。

悲しみの意味はまだわからない。

あたたかな笑いと涙に包まれる感動長篇マンガ。

 

まとめ

2015年の手塚治虫文化賞は『逢沢りく』となりました。

おめでとうございます!