はじめに
皆さん大好きペペロンチーノ。
学生時代イタリアンで働き、社会人になってからイタ飯では必ずペペロンチーノを食べ、土日はひたすらペペロンチーノを作り、気付けば15年。
世界一美味しいと思うペペロンチーノのレシピが、遂に完成しましたのでご紹介いたします。
乳化?白ワイン?コクが出ない?そんなもんこれを読めば一気に解決です。
明日これを読んで実践してみて下さい。本物のペペロンチーノを食べさせてあげますよ。
そもそもペペロンチーノとは?
お店の力量を図るのに一番良いメニューと言われているペペロンチーノ。
イタリア人にとっての塩おむすび。
シンプルだから難しい。
本名は、
アーリオ(ニンニク)オーリオ(オリーブオイル)ペペロンチーノ(唐辛子)
名前が具材を表しているシンプルなパスタです。
その分作る人により味の差がはっきり出るので、お店で食べても本当に美味しいペペロンに出会えるのは稀です。
そんな世界一美味しいペロペロチンチーノのレシピを今回は紹介致します。
レシピ
材料
トリュフやフォアグラなど高価なものは使いませんが、最低限写真の材料はご準備頂きたいです。
※代替品でも勿論かまいませんが、出来れば同じ材料をお勧めします。
・パスタ
モンスーロ1.4mm推奨。(KALDIに売ってます)
・オリーブオイル
オッギュエキストラバージンオリーブオイル最強です。(KALDIに売ってます)
・チキンブイヨン
マスコットオーネチキンブイヨン顆粒。(KALDIに売ってます)
・塩
岩塩を使いましょう。ヒマラヤピンクソルト推奨。(KALDIに売ってます)
・プロシュート切り落とし
このレシピの肝です。ペペロン専用と思わせる最強の相性です。(KALDIに売ってます)
・ニンニク
国産(青森県産)を使いましょう。中国産、スペイン産、比べるまでもなく香り・味の格が違います。
・唐辛子
輪切りじゃなく1本物を。
・パセリ
乾燥パセリなんて邪道。実はイタリアンパセリより普通のパセリの方が合います。
・バター
極少量。切れてるバターの1/4かけ位。コクがグーンと上がります。
調理工程
パスタはソースと絡めた瞬間から劣化が始まります。
準備をしっかりと行い、調理工程は出来るだけ手際良く行いましょう。
①.ニンニクを切る
ニンニクを潰し切りし、芯を取り除く。包丁の背でつぶして縦に五等分。
必ず一回包丁でつぶしてください。ここが肝心です。
1人前当たり、大きければ1片。小さければ2片です。
②.パセリを切る
一心不乱にみじん切りにして下さい。余ったら冷凍にでもして下さい。
オイルの脂っこさを緩和する、非常に重要な役割を果たします。
絶対必要です。
③.ニンニクを炒める
一人前当たり大さじ1杯のオリーブオイルとニンニク、少量の塩を加え弱火でじっくり炒めます。
Pointは何といってもこの時点で入れる塩です。
これによってニンニクが生ハムと戦えるメイン食材になります。
④.唐辛子投入
ニンニクの縁に色が付いて来たら、火を止め唐辛子を半分に折り、種を捨て一緒に余熱で炒めます。
※余熱でニンニクが全体的に茶色くなります。
辛みが強い唐辛子の種は必ず捨てて下さい。
⑤.ニンニク唐辛子取り出し
ある程度炒まったら、ニンニクと唐辛子を取り出します。
入れ続ける方もいますが、私は取り出すほうをお勧めします。
サクサクのニンニクと、しっとり生ハムのハーモニーを楽しめます。
⑥.チキンブイヨン作成
チキンブイヨン顆粒を半袋分、器に取り出しオタマ2杯のゆで汁で溶かします。
ソルトウォーターやコンソメ、白ワイン(甘口~辛口)など色々ベースは試しましたが、一番美味しいのはチキンブイヨンでした。
⑦.チキンブイヨン投入
フライパンを揺らしながら少しずつオタマで混ぜると簡単に乳化します。
一気に加えてガシャガシャ混ぜてもそこそこ乳化はします。
※泡だて器で混ぜる強者もいるらしいです。
⑧.バター投入
混ぜながらごく少量のバターを投入します。
大体白濁してトロっとしてきたらいい感じです。
⑨.仕上げ
パセリと塩、最後に追いオリーブオイルを回し掛けソースと絡めます。
ここで「エキストラバージンオリーブオイル」の香りが飛ばないよう、熱の入れすぎに注意して下さい。
⑩.盛り付け
トングを回転させながら、くるっと高く盛りましょう。
生ハムを全体にチラシ、その上に避けておいたニンニクと唐辛子をまぶします。
後は食べるだけ。
まとめ
如何だったでしょうか。
結婚記念日のレシピとして、家族での晩御飯に、彼氏への手料理振る舞いに、少し特別な時にでも大活躍すること間違い無しです。
本当にこの材料KALDIでそろえて作ってみて下さい。
めちゃくちゃ美味しく作れます。
因みに私の一番好きな食べ方は、「ご飯と一緒に食べる」です。
ペペロンチーノと生ハムのしょっぱさでご飯が死ぬほど進みます。
ダイエット中の方にはお勧めしません。