【手塚治虫文化賞】2017年

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【手塚治虫文化賞】2017年

ランキング

最終候補 レインマン

巨匠が描く科学を超えた世界。

主人公・雨宮瀑は母の死を契機に、超心理学研究所に勤める。

そんな時、瀑に瓜二つの男が瀑の目の前で自殺。

そして精密検査で瀑には脳のないことが判明した。連続する怪事件の意味は?

宇宙を、そして歴史を経巡り物語を紡いできた巨匠挑む、「人間に秘められた力」の世界。

 

最終候補 ど根性ガエルの娘

国民的ギャグマンガ「ど根性ガエル」の作者は、家族をめちゃくちゃにした父親だった。

ギャンブル、DV、娘の財布からお金を盗む、失踪。

衝撃の家族 エピソードを、実娘が描きます。

 

最終候補 トクサツガガガ

仲村さんは26才のOLさん。

職場では女子力が高いと見られているけど、実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」

オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。

人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり。

ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道。

 

最終候補 SAD GiRL

生きていこう、まるで挫折したことがないかのように。

主婦・村上詩織は睡眠薬の過剰摂取により救急搬送され、翌日、失踪。

二度と戻ることはなかった。

時に滑稽なほど墮ちて、墮ちて、墮ち切った先に意外すぎる結末が。

人生の奈落でそっと輝く珠玉の中短編集。

 

最終候補 ゴールデンカムイ

明治時代末期、日露戦争終結直後の北海道周辺を舞台とした、莫大な埋蔵金をめぐる生存競争サバイバル。

舞台は気高き北の大地・北海道。時は激動の明治時代後期。

日露戦争という死戦を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元兵士・杉元はある目的のために大金を欲していた。

一攫千金を目指しゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは、網走監獄の死刑囚が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった。

雄大で圧倒的な大自然、VS凶悪な死刑囚。

そして純真無垢なアイヌの少女・アシㇼパとの出逢い。

莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開ける。

 

最終候補 クジラの子らは砂上に歌う

砂がすべてを覆い尽くす世界。砂の海を漂う巨大な漂泊船“泥くじら”で暮らす少年チャクロは、誰ひとり見たことのない外の世界に憧れを抱きつつ、仲間たちと変わらぬ日々を過ごしていた。

そんなある日、突然漂着した廃墟船の中で、チャクロは1人の少女と出会う。

 

短編賞 夜廻り猫

「泣く子はいねが~~」。

涙の匂いのするところに現れる夜廻り猫の遠藤平蔵。

老若男女、犬猫問わず、涙する人とともに呑み、笑い、ときに励まし、ときに見守り、いつも彼だけはそっと寄り添う。

「む。涙の匂い」。

今夜の夜廻り猫はあなたの元を訪れるかもしれない。

 

新生賞 昭和元禄落語心中

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。

娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。

昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。

弟子など取らぬ八雲師匠。

惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?

昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け。

 

大賞 花に染む

比々羅木神社の息子・圓城陽大は兄・陽向、従姉妹の雛と共に弓道に励んでいた。

神社の隣の畳店の娘・宗我部花乃は、陽大の流鏑馬姿を見て心を打たれて弓道を始め、現在は圓城兄弟と共に倭舞中学の弓道部で弓を引く日々。

しかしある日、比々羅木神社の宝物殿から出火、その中には!?

 

まとめ

2017年の手塚治虫文化賞は『花に染む』となりました。

おめでとうございます!

とても引き込まれる絵に珍しい弓道のお話。

本当に面白いです!